【年収爆上げ】ジョブオファー交渉術2016年版!誰も教えてくれない秘密の裏ワザ公開!
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=43596864
数年前に色々探してたら、あるソフトウェアエンジニアの「Fearless Salary Negotiation(大胆な給与交渉)」って記事[1]を見つけたんだよね。「40ドルくらいの本だけど、給料交渉でそれ以上にもうペイできた」って言ってて。
当時、俺も昇給したくてさ。そのスタートアップで4年も働いてたのに一度も昇給なし。「この本で月数ドルでも上がれば元取れるじゃん」って思ったわけ。
結果はね、本の通りにやったら、ボスに1時間も無駄話されて昇給なし。ムカついて次の日辞表叩きつけた。そしたらボスから電話来て、大幅昇給とボーナスゲット(今までの給料の埋め合わせ程度だけどね)。
つまり、この本で交渉のプロにはなれなかったけど、給与交渉の仕組みは理解できたってこと。書いてあることは当たり前のことばかりなのに、今まで全部間違ってたんだって気づかされた。あと、自信もついたかな。
マジで買ってよかった。
[1]: https://www.amazon.com/Fearless-Salary-Negotiation-step-step…
>読んだとき、まるで子供みたいに感じたよ。書いてあることは全部当たり前のことなのに、今までずっと間違ってたんだからね。
>”交渉って文法みたいなもんだよね。ルール自体はすごい基本なんだけど、慣れてる人からすると、文法を理解してるかどうかすぐわかる。でも文法を学ぶのはゴールじゃなくて、美しい文章を作るのが目的なんだ。どこまで深く学ぶかは人それぞれだけど、文法を知ってれば、交渉という美しい文章を理解して、伝えられるようになるんだよ。”
教訓の一つは、いつでも「辞める覚悟」を持つこと。もちろん、交渉しちゃダメってわけじゃないよ。でも、本当に「はい、さよなら」って言える状況が一番強いんだよね。
でも、たかが数ドルのために、素晴らしい機会を棒に振っちゃうのはもったいないよ。
>「辞める覚悟」を持つこと、っていうのは、たぶん俺の説明が悪かったんだね。俺にどんな影響があったかを話すよ。
もう辞めるつもりだったんだ。偶然、HNのディスカッションでその本を見つけたんだよね。あの本がなかったら、昇給交渉せずに辞めてたと思う。
で、昇給交渉の準備とか、しちゃいけない間違い(読めば当たり前のことだけど、間違えてたこと)をいくつか学んだわけ。
あと、他の会社の面接で給料の話をするときにも役に立ったかな。本がなかったら給料が低くなってたかどうかはわかんないけど、給料の話をする自信がついたのは間違いない。40ドルの価値はあったと思うよ。
FBIの交渉官が書いた『Never Split the Difference(決して妥協するな)』も面白いよ。誘拐事件とか、ハイステークスな話で参考になる。
交渉の仕組みを理解するだけで、イライラがなくなるんだよね。
交渉術の本を読んだけど、戦略とか戦術とか、シナリオとか、ありきたりなことばかりで、 fillerも多かったけど、読むのは面白かった。今でも交渉は得意じゃないけどね。時間もったいないし、何かを得たいだけだったり、相手から少しでも多く搾り取るのが嫌だったりするから。
でも、家を買うときとか、車を買うときとか、仕事を得るときみたいな、大きな取引のときは、プレッシャーをかける価値があるってわかってる。もし目標に届かなくても、うまくいかなくても、理由がわかるから、以前ほどイライラしなくなった。
>相手から少しでも多く搾り取るのが嫌だって気持ち、めっちゃわかる!
だからこそ、プロセスを理解するのが大事だと思うんだよね。会社と交渉するときは、相手を搾取してるわけじゃない。相手だって無理なことは受け入れないよ。でも、相手があなたを搾取しようとしてくる可能性は大いにあるから、自分の身は自分で守らないとね。
100ドル以上のものを買うときは、交渉の練習になるよ。特に、売り手と直接話す場合はね。「値段はXドルだけど、気に入ったから、少しでも値引きできない?」って笑顔で聞いてみるのがおすすめ。2%でも安くなればラッキー。
俺もそれでうまくいったことあるけど、辞めることをちらつかせて交渉するのは、不当な給料を増長させるような他の問題には対処できないと思う。確かに、欲しいものは手に入ったかもしれないけど、向こうはあなたがカードを切ったことを知ってるから、あなたを追い出そうとするか、最大限に利用しようとするかもしれないよ。
>最大限に利用しようとしてくるってことね。
もしその戦略がうまくいって給料が上がったとしても、その仕事はもう燃え尽きてるから、数ヶ月間余分にお金を稼ぎながら、新しい仕事を探すと思う。もし会社がプロセスの文書化とか、誰かのトレーニングを求め始めたら、それは死んだも同然。倫理的にどうかってのは置いといて、最低限のことだけやって、転職活動に集中するのが一番だよ。
誤解しないでほしいんだけど、この本で辞表を出すことで交渉術を学んだわけじゃないよ(笑)。交渉する自信がついたんだ。交渉で辞めるなんて一言も言ってない。交渉が終わって数日後、結果がダメだったから辞めることにしたんだ。
この本のおかげで自信がついたんだよね。もし本を読んでなかったら、給料アップも言わずに「そろそろ潮時かな」って辞めてたと思う。「給料が理由で辞める」とは言わなかっただろうね。そしたら上司も引き留めなかったはず。
給料交渉が普通のことだって教えてくれたのも大きいな。採用担当はしょっちゅうやってるし、慣れてるんだよね。給料についてちゃんと話せる方が、言われるがままのジュニアよりプロに見えるかも。
>でも、向こうは君がとんでもない手を使ったって知って、自分たちの都合で君を追い出そうとするか、最大限に利用しようとするかもね。
全然そんなことなかったよ(笑)。
マジ最高。辞表を出した途端に状況がひっくり返るってすごいよね。俺は派遣されてたんだけど、上司はちょっとの昇給も拒否してきてさ。「クライアントが金額を上げないと無理だし、お前が俺を飛ばすことはできない」って。だから辞めて別の仕事を見つけたんだ。
そしたら次の日、クライアントから連絡が来て「お前、うちと直接やらない?」って言われたんだよ。急にOKになって、契約上の問題もなくなったらしい。たぶん40%くらい給料が上がったと思う。誘惑されたけど、もう遅かった。
他の場所でも言ったけど、それはそれで良いけど、相手が「残念だけど、さようなら」って言う覚悟は必要だよ。
『Fearless Salary Negotiation』を書いたJoshです。素晴らしい結果になったと聞いて、本当に嬉しいです!シェアしてくれてありがとう!
作者のJosh Doodyは、交渉を手伝うコンサルティングサービスをやってるんだ。知り合いが何人か利用してて、みんなすごく良かったって言ってるよ。
それはすごいねー!シェアしてくれてありがとう!
ほとんどの会社では、このやり方しか通用しないと思う。他のやり方は時間の無駄だよ。
ほとんどの人は、交渉するだけ無駄だから、転職した方が良い。
もし今の会社がマジで好きなら、こうするかな。
・新しいスキルが身につくように頑張って、実績を広くアピールする(LinkedInにもみんな追加する。誰がどこに移るかわからないからね)
・2年が限界。「そろそろシニアだ」とか「給料が市場価格と合ってない」とか、とにかく言うチャンスを作る。
・会社は色々言う。反論せずに、丁寧に頷いて、会議を終わらせる。
・貯金額とリスク許容度に応じて、次の日に「他のチャンスを掴みたいので辞めます」って言うか、その日のうちに転職活動を始める。
(貯金が一番の交渉材料なのは言うまでもないけど、鶏と卵みたいなもんだよね)
NB: タイミングも大事。相手が一番困ってる時を狙うんだ。例えば、あなたの給料を決める人が、他の人が辞めたりしてマジで大変な時期なら、OKしてくれる可能性が高い。
最初の方の文章で気になったのがこれ。
>交渉に関する実践的なアドバイスが少なすぎるのはなぜだろう?
そんなことないよ。Harvard Business ReviewとかHarvard Law、First Round Reviewとか、探せばいくらでもある。
交渉について学んだのはHarvard[0]のProgram on Negotiationから。Harvardには行ってないけど、記事を週に2、3個読むだけでも全然違うよ。
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[0]: https://www.pon.harvard.edu/uncategorized/what-is-anchoring-…
『Getting to Yes』と『Bargaining for Advantage』も、このテーマに関する良い本だよ。
『Getting to Yes』は短いけど、良いことが書いてある本だよ。ビジネススクールの授業で使った記憶がある。
交渉のルール第5条:決定者になるな、だってさ。友達とか家族、配偶者がどう思うか気にしなくても、彼らの名前を出すことで、採用担当者が説得すべき相手が増えるってわけ。Recruiterが君を脅したり、怖がらせたりしても意味ないんだよね。「真の決定者」は手の届かないところにいるから。これって昔からあるあるなテクニックで、就職活動だけじゃないんだよね。 Recruiterとして働いてたけど、「配偶者に確認しないと」って言葉を疑ったことないなぁ。 なんで本気じゃないって思う人がいるんだろう?新しい仕事は引っ越しを伴うかもしれないし、同じ都市でも配偶者が望む引っ越しを妨げる可能性もあるじゃん。それに、みんな大事な決断は信頼できる友達とかと相談するでしょ?転職するか、もっと良いのが出てくるか待つかとかさ。Recruiterが時間稼ぎだとしても気にすることないんじゃない?理由も言ってるんだし、緊急で月曜から誰かが必要とかじゃなければ、時間あげればいいじゃん。 そりゃ、ほとんどの既婚者は仕事のオファーを検討する際に話し合うだろうけど、それは「相談する」って言ってる人が、ただの時間稼ぎをしていないって意味じゃないよね。(例えば、もう配偶者と話し合ったとか、1時間後に話し合う予定だけど、1週間遅らせたいとか)。それってよくある嘘じゃん。多くの人は平気で嘘をつくし、それが普通だと思ってる。就職活動のアドバイス記事ですら、嘘で溢れてる。でも、そうじゃない人もいるし、嘘つきを雇いたくないって人もいるんだよ。 へー、嘘って視点はなかったな。面白い!将来の計画を言うのが嘘だとは思わないんだよね。誰かのために何かを約束したり、相手にとって大事なことを約束して、それができないと分かってるなら嘘だけど、自分の計画や個人的なニーズを言うのは嘘じゃないと思うんだ。計画なんてコロコロ変わるし。配偶者と相談しようと思って、気が変わるかもしれないじゃん。それって個人の自由だと思うんだよね。会社には関係ないし。それに、48時間以内に決めろって言ってくるのは会社の方じゃん?それも嘘じゃない? 言いたいことはわかるけど…個人的な自由じゃなくて、相手の受け取り方なんだよね。完全に正直でも、不誠実だと思われることもある。交渉上手な人からすると、正直すぎるのは失礼にあたるんだって。メッセージを伝える方が大事で、正直さとメッセージを伝えることを両立できれば最高。(記事にも書いてあるけど)。言葉の表面的な意味だけじゃないんだよね。交渉下手な人は、正確な言葉を使っても、間違ったメッセージを伝えちゃうんだよね。 >もちろん、ほとんどの既婚者は仕事のオファーについて話し合うだろうが、それは申し出をしている人が実際には単に遅延戦術を使っているわけではないという意味ではない。 >それらの一部を見つけること、および即時雇用につながるようなアンチ企業政治の姿勢で彼らを感動させることは困難です。 ある会社で面接を受けた時、2回も給与レンジを聞かれたけど、2回とも断ったんだ。2回目(数ヶ月後)は正直に、最初に金額を言うのは自分の利益にならないって答えたよ。そしたら、オファーが来て、30%も低い金額を提示されたんだ。交渉術の本に書いてあることを実践しただけなのに。本を読んだ時は「ファンタジーだ、まさかこんなこと起こるわけない」って思ったけど、実際にやってみたら本当にうまくいったんだよね。2ヶ月前にも給料が低すぎてオファーを断ったし。欲しいはOK、必要はNG。 給料の話をすぐにしないのがよく分からん。最初から高い金額を提示して、アンカリングバイアスを利用しろって言う人もいるし。どっちがいいんだろう? シニアエンジニアでオファーすぐもらえんなら、最初に希望額伝えるのはアリだと思うよ。例えば年収2000万円欲しいなら、最初に2700万くらい吹っかけとくと、2400万くらいになるかもね。 時間かけて面接受けたのに、提示額が希望最低年収の半分とかだったらマジで時間の無駄じゃん?だから最初に希望額言うのって、どうかなって思うんだよね。 あんたVCレベルで社内の給料全部知ってんの?そうじゃないなら黙っとけ。じゃないと自分の価値下げることになるぞ。労働者は自分の価値を知らされないようにされてんだから。 ’levelsfyi’とか’blind’とかで、オンラインでデータいっぱい取れるじゃん。 それって、みんながいかに安く働いてるかを示すだけで、あんたの会社への価値を示すもんじゃないから。だから、金額は言わない方がいいってこと。 一般的に、自分の方が情報持ってるときは、最初に希望額(給与レンジ)を伝えるのはOK。交渉の余地がある範囲のちょっと外側を狙うといいよ。 スタートアップ、特に創業者と交渉するときは、必ず2つのオファーを要求するんだ。1つは株式比率が高めのやつ、もう1つは現金比率が高めのやつ。 これは良いアドバイスだね。技術系の創業者として、何度もオファー出してきたけど、いつも2つのバージョンを用意してたよ。1つは株式重視、もう1つは基本給重視。すでに資金調達してて株価が決まってるなら、計算は簡単だし、候補者に株価と’fma’を伝えるべきだよね。9割は基本給が高い方を選んでたな。本当に優秀な候補者じゃない限り、両方増額することはなかったけど。 この投稿何度もオススメしてるんだよねー。2016年のブログ記事(‘https://p.migdal.pl/blog/2016/03/data-science-intro-for-math...')で、アカデミアからデータサイエンスに行く人向けに書かれたやつ。 何百人もの開発者とか技術者の年収交渉してきたけど、交渉のコツは、双方が納得できる落としどころを見つけること。 「150Kから160Kで探してます」って言うのは、経験上、レンジを言うのは良くないと思ってたんだよね。会社は絶対低い方で来るじゃん?「150Kでも良いって言ったじゃん、なんで今更交渉してんの?」ってなるのが嫌なんだよね。 「メールで150kから160kで役割次第って言ったけど、話してみてスキルと経験から160kが妥当だと思う」って言うのが正解。ただし、高い方を取るための策略じゃダメ。低い方でもOKじゃないと。低い方が嫌なら、最初から違う数字を言うべき。ダメなら、諦めて次行こう。 でも、本当のレンジが180-250kだったってことは絶対わからないよね。 >もし力で交渉に“勝った”としても、後でその代償を払うことになるよ。 採用担当だけど、マジで同意。経験とスキルがある人が高い給料をゴリ押ししてきて、結局うまくいかなくて辞めたケースを知ってる。逆に、スキル低いのに一番交渉頑張った人も同じ結果になったし、性格も合わなかった。地域コミュニティカレッジから未経験で入ってきて、控えめな交渉をした人たちは、長期的に活躍してくれてるし、また戻ってきたいって言ってくれる人もいる。給料交渉は最初の仕事。お互い嫌な気持ちになったら、良い兆候じゃない。 最近、ある会社で面接受けたんだけど、希望年収のレンジを伝えたのね。フルタイムって言われてたのに、最終的に提示された金額がレンジの下限を下回ってて、しかも3ヶ月の契約社員だった。これって「いやいや、下限より低いじゃん。なんとかなりません?」って言うべき?絶対「契約後にまた見直しましょう」って言われるよね。 最低年収をハッキリ伝えて、それが妥当な理由を説明して、絶対に譲らないこと。 一番良いアドバイスは『Never Split the Difference』にあったな。あとは正直に、率直に話すこと。 マジそれ。交渉術の本をたくさん読んだけど、あれが全部説明してる。他の(この記事も含む)は、全部あの本の応用編。 あと、『Never Split The Difference』は、交渉術に特化した、ちょっと男らしい版の『Nonviolent Communication by Dr.Marshall Rosenberg』って感じ。どっちもオススメ。 めっちゃわかるー!同じようなモデルを使ってる本だと、『Connect』(BradfordとRobinのビジネスや人間関係についての本)とか、『How to Talk so Kids will Listen and Listen so Kids will Talk』(子育て本)とかあるよね。結局、人間関係ってどれも同じなんだなーって思うよね (笑) その本、すぐ挫折しちゃったんだよねー。なんか最初のあたりがめっちゃありきたりで、“これが私の専門分野と自慢話です”みたいな感じだったから。 ああ、それな!私も最初は同じように思ったけど、出版社ってノンフィクション本の最初の10%くらいはそういう感じにするように求めてくるらしいよ。本屋で立ち読みしてる人向けなんだって。 だからこそ出版業界には破壊的イノベーションが必要なんだよな。 もうあるじゃん。自分で出版できるし。出版社の人たちもバカじゃないんだから。売れるものをちゃんとわかってるんだよ。 えーと、その“うまくいかない”ってどういう意味?私、出版社経由でも自主出版でもやったことあるけど、それぞれにメリットとデメリットがあると思うよ。出版社は本の流れについて色々言ってくるって不満もあるけどね。レビューも一応フィルターになるんじゃないかな。 アドバイスありがとうございます。でも、私、インポスター症候群が強すぎて、理屈じゃどうにもならないんです。内定をもらう頃には、自分をアピールするために散々自慢してきたことに罪悪感を感じてるんです。だから、交渉でさらに条件を良くしてくれなんて言ったら、オンボーディング期間中(すでに自分が役立たずだって感じやすい時期)の罪悪感がさらに悪化しそうで…。 交渉が苦手な人にいつも言ってる簡単な方法があるよ。内定を承諾する直前に、“このオファーから何か上乗せしてもらう余地はありますか?”って聞いてみるだけ。“Is there any room to increase this offer?”ってストレートにね。ダメって言われたら、そのまま承諾すればいいし。もし増額してくれたら、それを承諾すればいい。これで結構な割合で給料上がってるし、リスクほぼゼロだよ。 今って、たぶん過去最高の20に近いんじゃないかな。 想像してみてよ、初日に同僚に会うとき。「こっちがparpfishさん、ロックスターでみんなの倍稼いでるんだ。みんなが噂してる10倍エンジニアってやつだよ。彼がシステム全部再構築する間は邪魔しないように!」って紹介されるんだぜ?オレ、低い方のオファー受けるべきだったかな? 理想としては「こっちがparishさん、普通の1倍コーダーでお給料も普通だから、何か分かんないことがあっても許してあげてね」みたいな紹介がいいな。 投資銀行(君の真の価値はネットワークと交渉力だけって仕事)で働いてた経験から2つ言いたいことがある。 定番の銀行家の戦術だね。「データを大量に浴びせる」ってやつ。大好き。 2016年の記事か。 具体的にどのルールが変わってくると思う? 情報環境はちょっと変わったよね。州によっては給与帯を明確に表示する必要があるし、多くの企業は誠実に守ってる。中には、Netflixみたいに役に立たない情報を載せるところもあるけど(例:”この職種の給与範囲は10万ドルから72万ドルです”)。 いや、10万ドルの最低額は労働者にとっては十分役に立つ情報でしょ。 Netflixはちょっと特殊で、新規採用者は報酬の現金の割合を自分で選べるんだよね。カリフォルニア州の法律で給与を提示する必要があるから、本当にそれくらいの幅になるんだよ。 給料のレンジが提示されたら、マックスを超えて要求するのがおすすめだよ。そうすれば、交渉でマックスに近い金額に落ち着く可能性が高くなるからね。 なんで、読み書きや基本的な計算ができない候補者が必要なんだろう?それに、高い給料レンジは、職にあぶれた人が応募してくるのを期待して設定されていることが多くて、実際に払うつもりはないことが多いよね。非USの労働市場の経験から言うと、YMMV(Your mileage may vary:人によって結果は違う)ってこと。 基本的な計算能力じゃなくて、もっと良い条件を引き出すための交渉術が大事なんだよ。レンジの下の方の金額を提示されるのは時間の無駄ってことをわからせるのさ。俺も非USの企業と取引するけど、交渉次第でUS並みの給料を払ってくれるところも結構あるから驚きだよ。 ごめん、言葉の選び方が悪かったね。この記事で既に”rule”って言葉を使ってたから、紛らわしくなっちゃった。俺が言いたかったのは、恋愛みたいな駆け引きのことだよ。買い手市場の時、もしくは買い手がそう思ってる時、候補者の戦術は通用しにくくなるよね。企業があなたを欲しいと思ったら、交渉の余地が出てくるっていう昔ながらのアドバイスも、今は昔ほど通用しなくなってるかも。候補者Aがオファーを受けなくても、B、C、D…が順番待ちしてるからね。数年前の売り手市場しか知らないテック系の人たちは、これから振り子のように状況が変わることに気づくはず。企業側も同じように傲慢で気まぐれになるだろうね。 シリコンバレーじゃなくてMidwestだけど、今の俺の経験だよ。すでに仕事を持ってて、オファーをもらったんだけど、給料が少し下がるんだよね。だから、仕事には興味があるけど、給料が下がるのは無理って伝えたんだ。そしたら、給料は絶対に譲れないって言われた。サインアップボーナス(契約一時金)や労働時間の短縮もダメだった。その会社は株は一切なくて、有給休暇は無制限だから、交渉の余地はなかったんだよね。面接のフィードバックでは、俺の評価はすごく高かったみたい。全員が俺を欲しがってて、技術的な期待値も少し超えてたみたい。コロナ前よりも状況が厳しくなってる気がするよ。(今の会社や将来の会社にバレたくないから、使い捨てアカウントで投稿してるよ)。 今の市場が厳しいってのは同意だね。数年前は求人がたくさんあって、給料も高くて、採用もスムーズだったのに、今は求人が少なくなって、給料も半分くらいになって、返信すらくれないところも多いよ。リモートワークをやめる会社も増えてるし。以前はヨーロッパからUSの仕事を見つけるのは簡単だったけど、今はみんな就労許可を持ってて、USに住める人しか求めてない。 >is demanding you have work authorization うん、これは長年の転職活動で俺も経験してきたことだね。交渉に応じてくれる会社を見つけるのは本当に稀だよ。 その通りだね。これらの段落から”時代を超越した本質”を抜き出せば、いつ、どこでも通用するはずだよ。人間の本質が変わらない限り、このアドバイスは有効であり続けるだろうね。 この記事のポイントは今でも全部有効で、読む価値ありだよ。 アメリカのHCOL都市でテック系の仕事探し(労働力の販売!)を経験したけど、この記事の内容はマジで全部当てはまってた。他の人も言ってるように、最近は求人情報に給与バンドが載ってたり、levels.fyiとかblind(大手のテック企業向け)のおかげで情報の非対称性が少しはマシになってるよね。 参考のためにこの本を買おうと思ったら、前に転職の交渉コーチとしてお世話になったJoshって人だった!値段は高かったけど、マジで価値があったし、2倍の値段でもまたお願いするわ。Joshは超おすすめ。もっとコメントを表示(1)
「配偶者と相談しないと」がマジな場合もあるけど、そう言っても相手が本気だと思わないと、「文化的な慣習」か「ウソつき」って思われちゃうかもね。特に前者はカリフォルニアのステレオタイプだってさ。
交渉下手だからこそ、相手がどう思うかは重要じゃないって思うんだよね。重要なのは、言い訳がもっともらしいかどうか。もし相手に「こいつ、ウソついてるな」って思われたら負け。だから、友達とか配偶者と相談する正当な理由を用意して、説得力のある説明を準備するんだ。「文化的なもの」とかで片付けられないように、本気で相談するんだって思わせるの。嘘だと思われても、下手にプレッシャーをかけられないようにすればいい。
価値観の違いかもね。正直であること、正直者として知られることが重要な人もいる。そのこと自体が目的だったり、正直さを広めたいとか、嘘が大きくなるのを防ぎたいとか。でも、それを短期的な目標に結びつけようとすると、相手に正直だと思わせるためにどれだけのコストがかかるか、そしてそれによって相手にどう行動させられるかを考えるようになる。一流大学とか高給のハイテク企業は、嘘や演技を奨励してるから、後者の考え方を助長してるんだよね。
こうすることで、相手は交渉の主導権を握ってる気分になるし、こっちは株式と現金のトップラインを把握できる。あとは、彼らが株式をどれだけ評価してるかもわかる。
その反応次第で、現金か株式、もしくは両方を要求できる。自分はよく「現金と株式の両方を増やせない理由は何ですか?」って聞くよ。すると両方増額されることも多いんだ。
メールでも、直接会った時も。
これのおかげで救われた人たくさんいるんだよー。特に女性は、「オファーは受け入れるべき」って思い込んでる人が多いから、「交渉できるんだ!」って気づくだけでマジで意識変わるみたい。25%増を要求して、アッサリ受け入れられたって人もいるし。
力ずくで“勝つ”と、後で痛い目見るよ。
交渉で大事なのは:
1:希望年収を事前に決めておく
2:高すぎず、安すぎず、妥当な金額を狙う
3:その年収で仕事をもらえたら満足できる金額にする。じゃないと、後で「安く売りすぎた」って後悔して、常に次の仕事を探すハメになる。
4:給与レンジを聞くのもアリ。「1600~1700万くらいで考えてますが、仕事内容次第です」って感じで、交渉の余地を残しておく。
5:自分の希望額が妥当だと思うなら、譲らない。聞かれたら、希望額とその理由を説明する。
6:もし減額交渉されたら、もう一度、自分の希望額が妥当である理由を説明する。「相場に見合った金額なので、これ以上は下げられません」って伝える。
7:希望額を提示した結果、仕事をもらえなくても諦める。
8:キャリアの初期段階なら、お金は気にしない。スキルを磨いて、重要なスキルを学ぶことができる仕事を見つける。最初の5年間は、そういう心構えでいるべき。その後は、スキルと経験を武器に交渉できるようになる。
交渉は、勝ち負けじゃない。双方が納得できる金額を見つけること。雇う側も雇われる側も、双方が満足できる金額を見つけることが大事。
雇う側は、希望額より多く払うほど、信頼と熱意を得られる。逆に、希望額より少なく提示すると、逆効果。
あと「3ヶ月後に成果が出たら給料上げます」みたいなことは避ける。最初から提示額を払うべき。もっとコメントを表示(2)
それってどんな状況?
>どちらかが勝って、どちらかが負けたと感じたら、それは良い関係の始まりとは言えない。給料交渉はお互いが納得できる金額を見つけること。
マジそれな。昔、予算オーバーの給料で“勝った”んだけど、3日後にクビになった。上司が会議で、給料交渉でハメられたから、めっちゃ働かせるって言ってたんだよね。言われた通り、最初は想定されてなかった仕事までアサインされて、結局すぐ辞めたわ。もっとコメントを表示(3)
1.記事の内容に全面的に同意。
2.ルール7がどれだけ重要か驚くと思うよ。交渉で相手を説得するためだけに資料作るんだ。「いやー、こっちも味方なんだけど、数字見てよ!どうしようもないじゃん!」って立場になるためにね。対立姿勢をとらず、具体的な理由を添えて要求すれば、交渉はうまくいく。(弁護士が必要になるような大型契約でもない限り、就職先のために資料作る必要はないけどね!)
2025年のルールは、アメリカのテック職の求職者にとっては変わってくると思うな。
これも俺が感じてることだね。みんな”outsourcing”について話してるけど、俺が見てる限り、どこも就労許可を求めてるよ。これは、彼らの交渉力を弱めるような法的変更があったのかな。